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調味料OEMマガジン

ラーメンスープの開発

2022.03.10

ラーメンスープの製造は委託するべき?卸から仕入れて自作する?

ラーメンスープの製造は委託するべき?卸から仕入れて自作する?

ラーメンスープを製造する際は材料にかかる費用を明確に!卸業者を選定する重要性

ラーメンスープの製造には多種多様の食材が必要なので、材料費を明確にしていないと価格の安いラーメンで利益を上げることは難しいです。

こちらでは、ラーメンスープ製造の委託ができる門井商店が、自社製造で豚骨ラーメンを作る際にかかる費用と仕入れ先を選定する重要性を解説していきます。

自作する場合の豚骨ラーメンの値段は?

豚骨ラーメンを自社で製造する場合、様々な材料を使用するため費用がかかってしまうのではないかと思われるかもしれません。
実際に、業務委託をせずに個人で食材を揃えると、食材の単価が高いため割高になってしまう場合が多いのです。

こちらでは、自社製造にはコストがかかることを理解していただくために、自社で豚骨ラーメンを作る際にかかるコストと、利益を出すための定価についてご紹介します。

豚骨ラーメンに必要な食材と価格の相場

豚骨ラーメンのスープの材料を、街中にある精肉店で購入したときの価格相場は次のとおりです。

・豚のゲンコツ:28円~35円/100グラム
・豚の背骨:31円~39円/100グラム
・豚のバラ骨:24円~33円/100グラム
・豚の頭骨:290円~350円/100グラム

材料にこだわりブランド豚を使う場合、価格はもっと高くなります。

豚骨ラーメンを作るのにかかる費用

100グラムあたりの金額だけを見ると比較的安い印象ですが、スープにはまとまった豚骨が必要です。
では、精肉店とスーパーなどで材料を買った場合に、豚骨ラーメンを作るのに必要なコストを計算していきましょう。

<豚骨ラーメン3人分>
・豚ゲンコツ:1キログラム
・水:2.5リットル
・リンゴ:1個
・タマネギ:1個
・ネギ:1本
・ニンニク:5片
・ショウガ:半片

・中華麺:3つ
・具材(卵、焼豚、メンマなど)

豚骨ラーメンの費用の内訳

この材料にかかる費用は約1300円でその内訳は次のとおりです。

・スープ代:約800円(そのうち約300円が豚のゲンコツ)
・中華麺と具材:約500円

お店に出すといくらになるか

1,800円を単純に人数分で割ると、1杯のラーメンにかかる原価は600円です。ラーメン店の経営での原価率は30%といわれているので、原価が600円なら1杯の豚骨ラーメンの価格は2,000円になります。
800円程度のラーメンでも高いと感じる人は多く、2,000円のラーメンはかなり高額なラーメンとなってしまうのです。

卸先をしっかり選定する重要性

食材は業務用を仕入れると、コストを削減することが可能です。こちらでは、業務用の食材を仕入れる方法と仕入れ先を選定する重要性をご紹介いたします。

食材の仕入れ方法は4つ

食材の仕入れ方法とそれぞれのメリット・デメリットは次のとおりです。

・自分で買い出しにいく
食材の鮮度を確かめ納得のいく食材を購入できますが、購入できる量が限られていて自分で食材を運ばなくてはいけません。

・卸業者に配達してもらう
配達サービスがあり、交渉次第で安くできたり掛け売りなどを依頼できたりと、サービスが充実しているのが魅力です。ただし、配達日が決まっていて毎日配達してもらえないこともあります。

・カタログで注文する
カタログを見て欲しい食材を選び、FAXや電話などで注文します。地元では購入できない食材などもあり商品の数が多いのですが、固定価格のため安くすることは難しいです。

・インターネットの通販サイトを利用する
カタログ販売同様に取り扱っている食材の種類が多く、注文しやすいのが魅力です。激安商品や特別セールがあるので、仕入れにかかるコストを下げることができますが、賞味期限が短かったり写真と実物が違ったりすることも多いので、信頼できる通販サイトを選べるかがポイントになります。

仕入れ先を選定する重要性

仕入れ先を選定することが重要な理由は次の2つです。

・品質のよい素材を使ってラーメンが作れる
当然のことながら素材でラーメンの味が決まるので、鮮度が高く品質のよい食材を安定して購入するためには、信頼できる仕入れ先を確保しておくことが重要です。

・利益をより多く上げられる
より安い価格で材料を仕入れられれば、利益率が上がるのです。その分ラーメンの価格を安くして、新規顧客開拓に役立てることもできます。

ラーメンスープの製造委託業者をお探しなら門井商店にご相談ください

ラーメンは気軽に食べられる食べ物というイメージが強いので、どんなに食材にこだわった美味しいラーメンでも、価格が高いと敬遠されてしまう可能性が高いです。
同じ味のラーメンスープでも、自社製造するよりも製造代行を委託した方が安い価格で作ることができるでしょう。

門井商店にご依頼いただければ、ご要望に沿ったオリジナルのスープを開発しスープの製造まで行います。ラーメンスープにかかるコストにお悩みで製造委託をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

構想段階でもお話お伺いします!
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